プロオンライン家庭教師 五条

教員をやめたあと オンライン家庭教師をやっています

保護者との連絡方法(裏ワザ)

クラスの子供たちと過ごしていると,いろいろなトラブルや,よかったことなど 保護者に伝えたいことが出てきます。


みなさん保護者の皆さんとの連絡方法は何を使っていますか?

ここでは,(裏ワザ)と書いてあるように,裏の方法を書き留めておきます。
許可の出ない学校もあると思いますし,グレーな方法も含まれています。

 

昔からよくある連絡方法が
〇連絡帳に書く
〇電話連絡をする
ではないでしょうか?

 


連絡帳

連絡帳に書いて,子供たちにあずけて家に持ち帰りサインをもらってくる。または印をもらってくる。
こういう方法です。しかし,よかったことは子供たちはしっかり見せてくれるのですが,よくないことについては,見せなかったり,見せるのに数日かかったりと,あまり効果的ではありません


電話


職員室からの電話です。これもよくある方法ではないでしょうか?
基本的には勤務時間内にかけるので,保護者はお仕事中で電話に出ることができません。
着信履歴は,保護者の携帯にのこりますので,保護者は学校にかけなおしてくれることを考えると,結局自分自身が帰ることができません。

 
次に,僕が10年前に行って,大失敗したものを紹介します

 

Gメールの利用

 

学級用のGメールアドレスを作成して,保護者ほぼ全員に登録してもらいました。
(今は担任一人でこれをやるのは無理だと思います。学校メールなどなら可能ですが)
そして,欠席連絡もこれで行い,学級からの連絡もこれで行いました。
紙ベースの学級だよりも発行はしていたのですが,簡単な連絡はメール配信していました。
大変順調に行ってました。

ところが大失敗しました

普段は,BCCで送っていたものをあるときCCで送ってしまい。
クラスの保護者全員のメールアドレスが流出し,お互いわかってしまうという大事件が。
お詫びの文書を出して,メールでの連絡は個人的なものをのぞいてやめました。


そして最終的に僕が選択した方法は

 

LINEです。

 

 

電話連絡のほうがいい場合もあるのですが,そこまで重要性がない連絡はLINEがいいと思います。個人的な連絡ということについては,LINEは大変有用なツールとなります。


読んでもらえたら既読になりますし,いざとなったらそのまま通話もできます。


欠席者への連絡は,お手紙を渡す方法もいいと思いますが,長期間登校しないお子さんの場合は,届けるのも大変かと思います。そういう場合は,隔日などでLINEを利用します。連絡帳を画像に撮って送ることにより,お互いの負担も減ります。


また,学級役員などで連絡をとりあっているLINEグループなどがあるようであれば,そこの参加させていただくことにより,相当事務連絡が簡略化できます。

 

 

 

私的なLINEを保護者に教えるのは抵抗のある先生方ももちろんいらっしゃると思います。
では,そういう場合はどうすればいいのか?
もちろん解決策があります。それは後日お話しします。


ではまた!

 

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オンライン家庭教師をやってみた

ココナラといサイトでオンライン家庭教師をしてみた。


小学校教諭としての教師歴は20年以上あるし大学生の時には高校受験までの家庭教師をしていたのでそこそこの自信はあった。
ただオンライン家庭教師は初めてだったので,最低価格の60分1000円としてみた(笑)

幸いなことに 数名お申込みいただたいたので,やってみた感想を書き留めておこうと思う
(お子さんの個人情報的なものは一切書けないので教える側の視点からのみ書きます)

1 オンラインの授業の感想


オンラインでの授業は初めてだったので,多少戸惑ったが少しずつ慣れてきた。
オンラインならではの楽しさが確かにある。
今まで自分のやってきた集団指導ではなく,個の指導の楽しさもわかってきた

 

2 通常の家庭教師との違い


大学生の時の家庭教師の時は,子供の横に座ってノートを見ながら教えることが多かったが,オンラインの場合は違う。
正面から子供たちの顔が見れるし,表情も見てとれる
自分の質問や指示を理解しているのかどうかもはっきりわかる。
授業が,楽しいのかつまらないのかも,すべてわかる
表情を見ながらの授業が可能という点も面白さだと思う。
1時間集中して,子どもたちが楽しく学習できるかというのは,すべて教える側の力量による。

また,学校と違って厳しいのは「よくわからない・面白くない」場合は,次回の指導はない一回勝負なのである(笑)

 

3 準備の大切さ


学校の授業では,教科書で進めることが多いし,指導書もある。
ところが,オンラインの家庭教師は,その子供たちやご家庭の用意した問題集や,ドリルなどをやることがほとんどである。
中には塾などで使っている,受験用の教材もある。
しっかり予習しておかないといけない。
プロとして間違ったことを教えるわけにはいかない。
しかし,この予習をすることによって,今までに自分では気付かなかった発見などもでてきた。


まとめ

こういう授業はの体験は,現役の先生方にもやってもらえると,すごく役に立つと思う
(副業禁止なので実際にはできないが)
今まで,あいまいだった自分の指導の甘さが,よくわかる。

ただ,正直な感想として

「教えるのが楽しい!」

と思う。
別に今のところこれで儲けようなどとはおもっていないので,どんどん希望者来ないかなって思っている。
トップクラスの指導を最安値で提供できると思う(笑)

 

それではまた!

 

 

小学校全科 プロの教員がオンライン家庭教師します 教員歴20年が家庭教師を始めました

 

 

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iPadの活用の仕方(教育関係者向け)

私物のiPadの持ち込みを許可されている学校限定の話になります。
私の学校は,ネットワークにつなげることはできませんでしたが,持ち込みはできました。

なので,今までの校務関係の仕事も,なるべくペーパーレスにして,持ち物を減らすように試みてきました。

 

 

1 教室のデジタルディスプレイへの出力


「GoodNotes」アプリを利用して,教科書を提示します。
ディスプレイなどにはHDMIケーブルで接続できますが,余裕があればApple TV」が抜群に便利です。
Apple TV」は無線でディスプレイと接続できますので,子供たちのノートや解答を直接提示したり,自作の教科書に書き込みしながらそれを提示したりできます。
もちろん,子供たちへのメッセージなども気軽に提示することができます。デジタル教科書がタブレットに入っているので,自分の予習のために家に教科書を持ち帰ることもなくなりました。

 

2 予定表の整理


月ごとの予定表や,週ごとの予定表が出た段階で,「GoodNotes」に整理します。例えば,「令和3年度」などというノートを作成して,予定表を写真で撮って貼り付けていきます。
私物であれば,iPadiPhoneは常に連動することができますので,iPadで書き込んだメモをiPhoneで確認したり,iPhoneで撮影して貼り付けた予定表をiPadで見たりすることができるので,とても便利です。

 

3 あらゆるメモの整理


学習指導に関するメモ。生徒指導や児童理解のメモ。行事の計画やそれに関する書きこみ。職員会議の要項。
保存が必要なものは,すべて「GoodNotes」に取り込みます。成績に関するものや個人情報に関するものは入れませんが,それ以外はすべて入れておいたほうが便利です。
当然のことですが,端末にはロックをかけて,落とさないようにしましょう。

 

4 プライベートに関するもの(番外編)


iPhoneは,プライベートに使っていましたので,「GoodNotes」にはPDFファイルを保存していました。今は,家電の説明書がPDFですので,「説明書」というフォルダを作って,保存していました。
どこにいったからわからない説明書を探すより,すぐに見つけられるので大変便利です。


まとめ

 

iPadを利用することによって,一番良かったのが「持ち物が減った」ということかもしれません。
今までは,筆記用具,教科書,予定を書くノートや,ファイルなど,たくさんのものを持って学校にいました。
ほぼiPadだけで代用できるようになったので,大変よかったです。

みなさんもぜひ,できることから挑戦してみてはいかがでしょうか?
わかりにくいことがあったら,Twitterやブログにコメントいただければ,なるべく丁寧にお教えします。

ではまた!

 

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できるだけ低コストでデジタル教科書を作ろう

各学校には,50インチ程度のディスプレイが設置されています。
また,学校によってはiPad等のタブレット端末が配布されているところも多いかと思います。

以前より,「デジタル教科書」が発売され,使ってみたいなぁと思った方もいらっしゃるかと思いますが,あまりにも高額なため,あきらめた方も多いでしょう。

ここでは,低コストでデジタル教科書を作る方法を書き留めておこうと思います

もちろん作成したデータの配布や販売は著作権上問題があるのでNGとなります。
あくまで,自分が利用するということを前提でお読みください。

用意するもの
教科書
iPad等の端末(なければiPhoneも可)
裁断機
スキャナー(ない場合も後述します)


1 教科書を購入する。
(配布された教科書を利用することも可能ですが,数百円ですので買うほうがいいと思います)

2 背表紙から1cm~2cmぐらいのところで裁断する

3 コピー機またはスキャナーで読み取る
 勤務校のコピー機はPDFでUSBに保存することができました。スキャナーでもできます

4 保存されたデータをiPad等に入れる
 USBケーブルやicloud等を使ってもできるかと思いますが,僕は
 SanDisk iXPAND Mini SDIX40N-064G 64GB USB3.0 Lighningコネクタを使っています。

5 iPadでは「GoodNotes」で読み取る。
 このアプリは960円ですが,神アプリなので入れられる人は全員入れましょう。(笑)
https://apps.apple.com/jp/app/goodnotes-5/id1444383602

 

方法はここまでです,
残念ながら裁断機が使えない,スキャナーがない場合は

すべてのページを写真にとり,アプリを使って(「Microsoft Office Lens」等)PDFにしてから,タブレットに入れます

iPadがない場合も,教科書を提示するだけであればiPhoneでも可能です。

しかし,iPadの使い勝手の良さにはかないませんので,学校に私物のiPadを持ち込める環境なら,iPadの購入を勧めます


では,iPadやGoodNotesの利用の仕方については,近いうちに書きますね

ではまた!

 

 

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ゲーム依存予備軍の子供たちへの指導は(家庭編)

ゲーム依存予備軍の子供たちへの指導

以前に,学校からの指導については


書き留めていたのですが,やはり指導の主体は家庭にあります。
ゲーム依存にならないために,家庭ではどのような配慮をしたらいいのでしょうか?

 

まず 一番有効な方法です

 

ゲーム機を買わない

これが一番です。
どんなに子供が欲しがっても買わない。
「友達がいなくなる」
などの脅迫には屈しない
「ゲームがないと付き合ってくれない友達ならいりません!」
などとこたえる。


(数パーセントですが,ゲーム機を買わないご家庭もいます。友達も普通にいます。)


これで解決!


とはいかないですよね。

 

お困りのご家庭のほとんどが,すでにゲーム機は購入済みのはずです。
おそらく,数種類。
ゲーム機以外にも,タブレットのゲームアプリもあることでしょう。

子供たちの身近にゲーム機及びタブレット等があればあるほど,依存症への道は近づきます。
さて,対策を考えてみます。


1 ゲーム依存症の恐ろしさについてお子さんに語りましょう。
ここは,一番重要なところです。親が真剣に話せば,子供は聞いてくれます。
必要に応じて,資料や動画などを見せるのも効果的です。

2 親の「ゲーム依存症にはなって欲しくない」という願いを語りましょう。
なってしまったら,学習面や生活面に支障をきたすこと。医療機関にかかる必要がでること。
などを,語ってあげてください。

3 〇〇家のルール作りをしましょう。
子供たちと相談しながら決めていいと思います。
現状を見ながら,守れる範囲で作りましょう。

(例)
平日は1時間以内
休日は2時間以内
新しいゲームやアプリは半年に一回
課金はしない

こんな感じでしょうか?

4 守れなかった場合の罰則も確認しましょう。
(例)
一か月親にゲームを預ける。

5 最後に,〇〇家のルールと,守れなかった場合の罰則を手書きで記入して,署名とサインをして壁面等に貼り付けます。


なんか大げさかもしれませんが,お子さんのためです。
順調にいけば,これ以降のゲーム時間は伸びません。
ゲームができない分,子供たちは別の楽しみを見つけるチャンスを得ると思います。

ゲーム依存症は,親に責任がある場合が多いです。
さいころから,動画を見続けるのを許したり,親が忙しいからと早めにゲームを与えたり。長時間やっても軽い注意しか与えなかったりです。

※言い忘れましたが,親がゲーム依存症の場合は大変始末が悪いです。
親がのめりこんでいるのに,子供に規制はかけられません。
依存症なら,親自身が早めに医療機関に行きましょう。子供のためにお願いします。

 

親と違って子供は軽症の場合が多いです。
早めに対処することによって,重症化を防ぎます。


ぜひ,取り組んでみてください。

ではまた!

 

 

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ゲーム依存予備軍の子供たちへの指導は(学校から)

ゲーム依存の子供たちや,ゲーム依存になりそうな子供たちというのはどのクラスにも一定割合以上いると考えられます。

 

この話題は僕自身も解決方法がはっきりしない話題でしたので,今まで避けていましたが,学校や家庭で,大きな問題になっていることですので,書き留めておきたいと思います。

まず,ゲーム依存の定義について今回は,

 

ゲーム時間を制御できない

生活よりゲームを優先してしまいがち

 

としておきます。ゲーム依存は意志の問題ではなく脳の異常な反応であると言われています。完全にゲーム依存になってしまいますと,これはやはり医師の診断を受けて治療するしかなくなります。

今回は,ゲーム依存になりかけている子供たちの指導をどうするか?という点に絞っていきたいと思います。

主体は,家庭での指導になりますが,学校としても今までは以下のような指導をしてきました。(主に高学年対象です)

 

ゲーム依存についての保健指導を行う(外部の講師を招いたり,授業参観にあてたりするとよいと思います)

ここでは,ゲーム依存のしくみ,怖さなどと十分に指導しておきたいところです。

 

ゲームについての,今までの付き合い方と,今後の自分の中でのめあてを決めさせます。

(例)

・平日〇分 休日〇分

・課金はしない

 

学級だよりなどを通して,ゲーム依存についての指導を行ったことや子供たちがたてためあてをお知らせします。

 

ゲーム時間をチェックし,家庭との連絡カードの記入させて提出する

メディア全般に触れている時間をチェックしてもいいと思います。経験上子供たちは以外に正直に書いてきます。

 

ここまでやると,相当の割合の子供たちは,ゲームからの一定の距離をあけることができます。オンラインゲームは,友人と待ち合わせて一緒にやる楽しさもありますので,クラス全体の平均ゲーム時間をしっかりと把握して指導を続けていく必要があります。

 

そのあとと問題になるのは,これをやっても効果のない子供たちです。ゲーム依存になりかけていますので,しっかりと家庭連絡をとりあって,指導を進めていかなければなりません。

 

子供たち自身も,ゲーム依存はよくないということは知識としては持っています。悪いと思っていてもやめられないのです。だから依存なのです。

 

いずれ,家庭での指導という面からも書いてみたいと思います。

 

ではまた!

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ゲーム

 

 

 


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小学生のSNSに関する指導をどうするか

小学生にもSNSの利用が当たり前になってきました。

数年ほど前までは,ア〇ーバブログなどで,連絡をとりあっている高学年の児童がいましたが,少数派でした。

現在は,LINEなどを利用している児童も増え,自分のスマホをもっていなくても,ゲーム機のDM(ダイレクトメッセージ)やVC(ボイスチャット)を利用して,連絡を取り合う姿が当たり前になってきました。

先生方からはこんな声が聞かれることがありました。

家で許可しているSNSやDMなのに,トラブルがあると結局学校に連絡が来て,学校が対処することになるんだよね。でも,学校でLINE禁止です!なんていうのは,現実的ではないし,難しいよね。

SNSに関するトラブルは増える一方です。SNSを使ったいじめなども増えています。どのようにしたらいいのでしょうか?

禁止もできないし,トラブルも防ぎたい

完全に解決するのは難しいのですが,ある程度家庭に判断を任せる方法として以下のものをここ数年続けてきました。

 

担任してできるだけ早めの段階で,SNSの利用に関する指導を行います。(外部の指導者を招くのもいいと思います)

その後子供たちに,DMについての指導を行い,家庭にもその指導内容を学年だよりなどで連絡します。お便りに書く場合は,以下のように書きました

 

学校でSNSの使い方についての指導を行いました。特にDMについては,トラブルが増えてきていますで,DMを送る前には必ず送信内容を保護者の皆さんでチェックをお願いします。

 

どうでしょうか?(笑)

実際に,子供たちが送る前にすべて,保護者に見せるなんていうことはできないのはわかっています。これは,

DMについては,保護者の責任でお願いしますよ!

という学校の宣言です。

このように宣言することによって,保護者が子供たちのDMをチェックしやすくなります。やはり,SNSの指導の主体は家庭であると考えます。

もちろん,親に任せっきりということではないですし,指導は継続します。何かトラブルがあれば対応します。しかし,指導の主体は保護者であるという一線は崩してはいけません。

 

この指導に関しては,さらにいいものがあるようでしたら是非教えてほしいと思います。

ではまた!

 

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スマホ

 

 

 

小学校教諭がオンライン家庭教師します みんなおいで! 学校が苦手 勉強嫌 どんな子でも 小学校全科