iPadの活用の仕方(教育関係者向け)
私物のiPadの持ち込みを許可されている学校限定の話になります。
私の学校は,ネットワークにつなげることはできませんでしたが,持ち込みはできました。
なので,今までの校務関係の仕事も,なるべくペーパーレスにして,持ち物を減らすように試みてきました。
1 教室のデジタルディスプレイへの出力
「GoodNotes」アプリを利用して,教科書を提示します。
ディスプレイなどにはHDMIケーブルで接続できますが,余裕があれば「Apple TV」が抜群に便利です。
「Apple TV」は無線でディスプレイと接続できますので,子供たちのノートや解答を直接提示したり,自作の教科書に書き込みしながらそれを提示したりできます。
もちろん,子供たちへのメッセージなども気軽に提示することができます。デジタル教科書がタブレットに入っているので,自分の予習のために家に教科書を持ち帰ることもなくなりました。
2 予定表の整理
月ごとの予定表や,週ごとの予定表が出た段階で,「GoodNotes」に整理します。例えば,「令和3年度」などというノートを作成して,予定表を写真で撮って貼り付けていきます。
私物であれば,iPadとiPhoneは常に連動することができますので,iPadで書き込んだメモをiPhoneで確認したり,iPhoneで撮影して貼り付けた予定表をiPadで見たりすることができるので,とても便利です。
3 あらゆるメモの整理
学習指導に関するメモ。生徒指導や児童理解のメモ。行事の計画やそれに関する書きこみ。職員会議の要項。
保存が必要なものは,すべて「GoodNotes」に取り込みます。成績に関するものや個人情報に関するものは入れませんが,それ以外はすべて入れておいたほうが便利です。
当然のことですが,端末にはロックをかけて,落とさないようにしましょう。
4 プライベートに関するもの(番外編)
iPhoneは,プライベートに使っていましたので,「GoodNotes」にはPDFファイルを保存していました。今は,家電の説明書がPDFですので,「説明書」というフォルダを作って,保存していました。
どこにいったからわからない説明書を探すより,すぐに見つけられるので大変便利です。
まとめ
iPadを利用することによって,一番良かったのが「持ち物が減った」ということかもしれません。
今までは,筆記用具,教科書,予定を書くノートや,ファイルなど,たくさんのものを持って学校にいました。
ほぼiPadだけで代用できるようになったので,大変よかったです。
みなさんもぜひ,できることから挑戦してみてはいかがでしょうか?
わかりにくいことがあったら,Twitterやブログにコメントいただければ,なるべく丁寧にお教えします。
ではまた!