プロオンライン家庭教師 五条

教員をやめたあと オンライン家庭教師をやっています

係活動と当番活動は無理に分けなくもていい

係活動と当番活動 どうしてますか?


給食当番や清掃当番はどこの学校にもあるのだと思います。

おそらく全員や輪番でやるのだと思います。

 

しかし,黒板係?イベント係?新聞係?配り係?〇〇チェック係?

など,係活動なのか当番活動なのかはっきりしない仕事ってありますよね?
以前は,こんな風に考えていました


係活動は「やりたいこと」…黒板 保健 配布 体育
当番活動は「すべきこと」…イベント 新聞 クイズ


そして,実践がたくさんあったと思います。

 

〇よくある実践例
(当番を決める)
学級に必要な当番活動をあげていく。
次に人数を決めていく。または,一人一当番などで輪番にする。

(係を決める)
次に,係活動を決める。すきなものやりたいものをやるので,人数制限はなし。
工夫のできるものに限定する。
会社形式にする場合もある

どうですか?
うまくいってますか??
途中で挫折した学級もあるのではないでしょうか?
どうして自分の学級ではうまくいかないんだろうと,悩んでしまった方もいるのではないでしょうか?

 

当番活動は「すべきこと」ですので,できたらきちんとやらせたいです。
他者に対する思いやりや,学級の一員という気持ちを持たせるためにも,重点を置きたいところです。

そして,当番活動に力を入れればいれるほど,時間がなくなり,「係活動」ができなくなっていきます。


当番もやり,係もやり,高学年になれば,委員会もやりクラブもやり,もちろん清掃も給食も


なんでもやるので,何にもできなくなります

これは,今の教員の姿と同じです

僕の提案は

係活動と当番活動は分けなくていい。

です。

昨年のクラスも,分けないほうがうまくいきました。
子供たちの一人一人の負担がへり,余裕ができました

 

子供たちが,クラスのために仕事をするという意味では一緒です。
イベント係に希望が集中するなんてこともありませんでした。

当番活動の中でも,いろいろな工夫をしていました。

例えば,黒板係では,チョーク置き場を空き箱を使って作ったり,
体育係では,準備体操ぼポイントをポスターで掲示したりしていました。


今現在,係と当番を分けてうまくいっているのであれば変える必要はありません。

でも,係と当番を分けてうまくいっていない人や,分けなきゃと思いながら分けていない方。

気にせず,一緒にしてしまいましょう。

 

「自分のやるべき仕事をしっかりやろう」

 

これに重点をおいて,一年間しっかりと指導すれば,きっと子供たちの力は,係と当番を分けなくても,伸びていくと思います。


ではまた!

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